九州の秘境と呼ばれる宮崎県は大崩山にテントを担ぎ行ってまいりました。
金曜日の仕事が終わりそのまま大崩山登山口へ車を走らせるとこ約6時間。
登山口前に車を止めて夜明けまで仮眠。
いざ大崩山へ
重量約17キロのザックを背負いのんびりゆっくり歩きながら中瀬松谷を目指す。
今回のルートは三里河原-中瀬松谷-りんどうの丘でテン泊-坊主尾根-林道分岐-林道経由で下山
大崩山荘付近で体調に異変が…
お腹が非常に痛い。とりあえず薬を飲みゆっくりと歩く。
湧塚分岐で祝子川に降りて岩の上で休憩
ここで1時間ほど写真を撮ったり地図を見たりして休憩。体調と時間を考えて中瀬松谷ルートはあきらめて、坊主尾根ルートでりんどうの丘へとルート変更。
湧塚分岐の祝子川より小積ダキ
祝子川のきれいな清流
うわさの梯子コースとロープ
坊主尾根ははじめてのコース。梯子コースなんていわれるくらいだから楽しみ♪
林道分岐を超えたらついに梯子を発見
2連の梯子。しかしこれはまだ序の口だった
このあと雨がパラパラ降ってきたのでカメラをなおして滑り落ちないように慎重に登る。
手を滑らせておちたら死んじゃいますね~
岩の上をロープつたって登る
遠くに見えた小積ダキがすぐ目の前に!!
うわさの象岩トラバース
坊主尾根コースの一番の危険ポイントだと思われる象岩のトラバース
今回は雨で少し濡れ、蜂がブンブン飛び回って危険度がさらにアップしてました。
ワイヤーが張ってあります。滑って落ちちゃうと間違いなくあの世行きです
スリングで簡易ハーネスを作りカラビナで確保しながらトラバース
トラバースを終え振り返る。結構傾斜がきついです。
りんどうの丘へ
象岩のトラバースを無事に渡り、おっきな一枚岩をロープで上りそんなこんなでりんどうの丘へ到着。
すぐにテントを設営して、誰も来ないだろうということで、ロープを張り濡れた衣服を乾かす。
時刻は1300。まだまだ日没までは時間があるので甘いミルクティーを入れてちょうど腰掛けにいい感じのくぼみがある岩の上でしばし読書タイム。
景色が抜群のりんどうの丘にテントを設営。気分は「岳」のさんぽさん(笑)
晴れてはないが湧塚岩峰群がバッチリ見えて気持ちいい
こんな景色のいいところで、読書して昼寝して最高です
山の天気は変わりやすい
気持よく寝てると風向きが変わった気がしたので起きると、谷からもくもくと雲が上がってくる。
雲に覆われた山は音が全くせずにとても不思議な感じ。
自然の美しさに見とれているとしとしとと雨が降り始めてきたので乾かしていた衣服を取り込みテントへ避難。
雲が湧塚岩峰群を飲み込む
しとしとと雨が振る
しばらくすると雨は止み青空も見える。
雨のおかげで空気がとても綺麗です。
しかしこのあと雨がまた降り出し、風も強くなってきたのでテントに避難。
時刻は1900。テントの中で食事を済まし、またまた読書タイム。
2200に就寝。