全国的にも冷え込んだ週末には、九州でもやっと雪が降ってくれました。
どこに行こうかな〜と考えてやっぱり久住かなと思ったけれど、待ちに待った雪山ということで物凄く人が多いだろうなと思い、のんびり歩けてお気に入りの阿蘇へ行ってきました。
英彦山も雪が積もっているというので英彦山経由で阿蘇へ行くことにしました。
積雪は２０cmほどありました。
すでにたくさんの車が走っていたので新雪とはいきませんでしたが、雪道を走るのは楽しいですね。久しぶりに四駆に入れて走り、グングンと雪道を登っていくジムニーは頼もしくて運転していてとても楽しいですね。
英彦山を通り過ぎて日田方面に下り、麓まで降りると道は凍結しているところがありましたが雪はほとんど積もっていませんでした。
阿蘇山は9時にならないと開門しないので、大観峰で日の出を見ることにしました。
大観峰から見た阿蘇の街並み。
阿蘇山も阿蘇の街も真っ白け。
ミルクロードも雪化粧。
久住の山々は雲に覆われています。
太陽が昇ってきて一気に空気が温かくなります。
大観峰は日当たりがいいので夜に雪が積もっても日が昇るとすぐに溶けてしまいます。
雪景色の大観峰はなかなか見ることができない景色です。
早朝のミルクロードを少しドライブして阿蘇の草千里へ向かいます。
真っ白な道を独り占めして走るのは気持ちがいいですね。
千里へ到着しました。
烏帽子岳は思ったよりも雪がありませんでした。
やっぱり人が多くても久住が良かったかなぁ。
草千里に車を止めて、モクモクと噴煙を上げる阿蘇山を目指して歩道を歩いていきます。
一番乗りかと思いきや鹿さんの足跡がずっと続いていました。
雪がとてもサラサで歩いていて気持ちがいいですね。
真っ白な道が阿蘇山頂へ向かって伸びています。
何度見ても好きな景色です。
9時になったので火口規制情報を確認して見ると、風向きが悪く全面立ち入り禁止となっていたので目的地を変更して、前から気になっていた古坊中から北に伸びているルートを少し散策してみようと思います。
雪の積もった阿蘇山の山肌は凹凸がより強調されて、力強さの中にも美しさがありますね。
阿蘇の街並みとくじゅう連山。
目的地の道標がありました。
この道を下ると阿蘇山駅まで続いているようです。
近いうち阿蘇駅から火口まで歩いてみようと思います。
帰り道はまた違う景色を楽しみながら歩きます。
杵島岳の東側はズバッと切れ落ちて断崖絶壁になっているんですね。
普段とは違うアングルから見ると新しい発見が見つかるのも、普段歩かない道を歩く楽しみですね。
ほとんど使われていない道なのでガードレールもボロボロに朽ちています。
行き道は真っ白だったけど帰り道では雪も溶けてしまっていました。
天気も良くて気温が高いのでつかの間の雪景色でした。
帰りに英彦山をまた通って見ると、気が多く日当たりの悪い場所の多い山の中はまだたくさんの雪が残っていて雪道ドライブを楽しむことができました。
九州は暖かい日が多く、なかなか雪が降ってきれないので貴重な雪景色を１日堪能することができてとても楽しかったです。