剣山からお昼頃に下山して、翌日は雨だということで特に目的地が決まらず、近くの売店の方に何か見所ありますかと聞くと
「かずら橋が有名だし、街へ降りる途中の道路沿いにあるよ。有名な祖谷のかずら橋は観光バスなどでたくさん人がいるのでその手前にある「二重かずら橋」がオススメだよ」
ということでオススメされた奥祖谷二重かずら橋へ行って来ました。
日本有数の秘境と言われる祖谷渓の車もすれ違えない細い道。
本当に国道かよっていう道を走ること30分ほどで二重かずら橋に到着しました。
入場料550円を受付で支払い、駐車場横の階段を降りて行きます。
二重かずら橋と言われているのは橋が二重にかかっているのではなく、男橋と女橋という2つの橋がすぐ近くにかかっているので橋が2つということで二重かずら橋と言われているようです。
男橋と女橋の違いは橋がかかっている高さで、女橋の方が低く、男橋の方が高いところに掛かっています
平家の落人が追っ手から逃れるため、いつでも切り落とせるようシラクチカズラで編んで作られたと言われています。
吊り橋なので渡る時はもちろん揺れます。
しかも結構上下左右にユッサユサと揺れるのでなかなかスリルがあります。
揺れて怖くて手すりにつかまって歩くと左右に揺れ始めるので渡る時は真ん中をゆっくり歩くとあまり揺れないで行くことができます。
足元を見ると足となる木の間隔が広く、下は丸見えでなかなかスリルあります。
高所恐怖症の人はキツイかもしれませんね。
ちなみに今のかずら橋は編まれたかずらの中には鋼鉄のワイヤーが入っているので切れる心配はありませんのでご安心を。
かずら橋は橋を渡るだけではなくて、下から眺めて楽しむこともできます。
一枚目が男橋で、二枚目が女橋です。
男橋は結構な高さがありますね。
深い谷間にかかったかずら橋は、まるで日本昔話のような風景を感じることができます。
祖谷のかずら橋までは観光バスも通れるくらいしっかりと道は整備されていますが、観光客もたくさんいるので写真や景色をゆっくりと楽しみたい方は、奥祖谷二重かずら橋まで道のりはとても狭いですが運転を頑張って行く価値は十分にある素晴らしいところです。
<奥祖谷二重かずら橋>
住所:徳島県三好市東祖谷菅生620
電話:0120-404-344(三好市観光案内所)
営業時間:日の出~日没(12月1日~翌年3月31日の冬季期間休業)
アクセス:JR大歩危駅より四国交通バスで「久保」バス停乗換→市営バス剣山行きで「二重かずら橋」バス停下車すぐ(市営バス運行日は4月~11月の土日祝祭日と繁忙期)、または井川池田ICより車で約2時間30分