昔からの友人と一緒に久しぶりの山登り。
由布岳へ行きたいということだったので早朝から車を走らせて由布岳へ行ってきました。
自宅を出るときはそこそこ晴れていたけれど、由布岳に近づく頃には雨こそ降っていなかったけれど、真っ白けな雲の中。
いつもなら駐車場も車を停めるスペースはほとんどないくらい人気の山だけど、久住がミヤマキリシマが見頃と天気がイマイチというのもあって車も少なく余裕で停めることができました。
天気予報を見ると昼前から晴れる予報だったので天気予報が当たることを期待します。
ガスガスの由布岳を見ながら朝食を食べいざ出発。
奥に見える由布岳は分厚い雲の中に覆われてしまっています。
気温は高くなくて、ガスに覆われたしっとりとした空気の中を歩いていくので、ひんやりとして気持ちいいです。
足元の石や木の根っこが濡れていて滑りやすいので、気をつけて進む。
普段は快晴の中歩くことが多いので、ガスガスの森の中を歩くなんて久しぶり。
いつもと違う森の景色に、新鮮さを感じます。
日照りが続いていたのでしっとりとした空気に、森の木々も元気を取り戻している気がします。
景色は一向に何も見えず、真っ白の中をひたすら歩きます。
一人で歩くとあまり楽しみがない景色だけど、友人と歩くと景色が見えないぶん話に花が咲きます。
仕事の話からたわいもない話、どうでもいいバカ話など楽しいですね。
気がつけばマタエに到着。
少し休憩して西峰へ
鎖場は岩が濡れていてとっても滑りやすく、なかなかスリリングで緊張しました。
友人は滑りそうで怖いというのでスリングとカラビナで簡易ハーネスとランヤードを作って鎖で確保しながら登ってもらいました。
人も少ないのでのんびりと安全確保をして確実に登ります。
鎖場を登ってすぐの景色。
真っ白けで鎖場の下も見えないくらい濃いガスです。
高度感が感じられないので鎖場は恐怖心が抑えれたかも?
西峰到着!
もちろん何も見えない。
少し小休止してせっかくなのでお鉢巡りをします。
今シーズン最初で最後のミヤマキリシマ。
途中で出会った久住に行った方の聞いた話だと、今年のミヤマキリシマは去年ほど密集して一気に咲く感じではなく、広く薄く咲いた感じだということでした。
お鉢も目の前の岩場しか見えずひたすら歩いて行きます。
濡れ濡れでとっても滑りやすく途中2回ほどコケてしまいました。
やっぱり靴のソールによって滑りやすい滑りにくいがあるんですね。
初めて濡れた日に履いた靴ですがめっちゃ滑りやすかったです。
東峰到着。
景色がイマイチなので長居せずに下山開始。
マタエから降りてすぐにガスが抜けて麓の景色。
由布岳に雲がかかっているだけで麓はそこそこ晴れているみたいですね。
天気予報も外れたわけではなさそうです。
そこから樹林帯に入りお昼前に下山。
振り返ると山頂付近もガスが晴れてきてるようです。
下山してから晴れるってのは登山あるあるですが、由布岳は特にその傾向が当てはなるような気がします。
下から見る由布岳も好きですねどね。
麓の草原を抜ける風が心地いいです。
それではまた!