登山をしていて昼食のカップ麺や絶景のコーヒータイム、テン泊で調理する際に使用するガスストーブ。
どこでもお湯が沸かせてとっても便利な道具ですよね。
山でガス缶を使い切ってしまうことってあまり無いですよね。
ガス缶を持って行く時どうやって残量を確認してますか?
シャカシャカ振ってみたり、持って重さを感じてみたりとそんな感じですよね。
まだいっぱい入っているならまだいいけど、残り3分の1を切ると振ってもわかりにくいし、山に持って行くのは心細いですよね。
ガスが足りなくなると困るからついつい新品を買ったり、まだいっぱい入っているものを持って行ったりして残りが中途半端なガス缶が増えちゃいませんか?
僕も家には中途半端なガス缶が結構あります。
今回は中途半端なガス缶を有効活用するべく、ガス缶の重量からおおよその残りの使用回数がわかるようにしてみました。
ガス缶使うと軽くなるので、新品のガス缶の重さを基準にして、現在のガス缶の重量を測ることで残りのガスの量がわかるという仕組みです。
ガス缶の重さはデジタルのキッチン秤で計ると便利です。
テスト環境
・使用するバーナー ジェットボイル フラッシュ
・お湯を500ml沸かすことを1回とする。
・気温は20℃
・無風状態の室内
・使用するガス缶 ジェットパワー100
この数字をグラフにしてみました。
このグラフ見ると、例えばガス缶の重さが151gだとしたら後10回使えるなということが一目でわかるようになりました。
冬山など気温が低いと湯沸かしに時間もかかるため、ガスの消費量も多くなります。
実際の山行では使用条件も様々なので、完全にこのグラフどおりという訳にはいかないけれど、今使っているガス缶があとどれくらい使えるかという目安には十分なると思います。
使用するバーナーによってガスの消費量は違うし、その人によって沸かすお湯の量も違ってきます。
メインで使っているバーナーで僕と同じようなテストをしてみて、消費するガスの量を知ることでガス缶の残り回数の目安がわかるようになります。
目的やスタイルに合わせてガス缶を選ぶことができるので軽量化などにもつながります。
ガソリンやアルコールのような液体燃料に比べると残りの残量の分かりにくいガス缶。
持ち出す前に秤でサッと重さを計るだけで残りがわかるようになるこの実験は是非オススメしますよー。