由布岳でミヤマキリシマ

Pocket

九州北部は梅雨入りしたというのにいいお天気が続いております。

相方さんと休みが合ったので由布岳へ行ってきました。

ミヤマキリシマで賑わうくじゅう連山や阿蘇に比べたら人が少なくて静かだろうということで行ってきましたが、予想は外れて朝7時には駐車場は満車で有料駐車場にも車が止まっていました。軽自動車なので無料駐車場の隅へ車を止めることができました。

きれいな青空に由布岳がドーン!

登山口から見る由布岳はとてもきれいですよね。

日差しが強くジリジリと暑いですが、由布岳は前半は木漏れ日の気持ちいい森の中を歩いていきます。

一時間ほど歩くと森を抜けてジグザグに登りさらに上を目指していきます。最初の方は景色を楽しめるんですが、だんだんと代り映えのない景色に飽きてきちゃいます。

しかし、この時期は上を見れば山頂付近のピンク色のミヤマキリシマが目を楽しませてくれます。

あと少しでマタエへ到着。マタエ周辺もミヤマキリシマがとてもきれいです。

鎖場を登り西峰へ。

西峰からお鉢のほうを見ると青い空に濃い緑にピンクのミヤマキリシマがとてもきれいです。

お鉢のほうもミヤマキリシマが満開です。

景色はとてもきれいだけどハエの大群がすごいのでゆっくり休憩もできません。

相方さんの希望でお鉢周りをします。

西峰からお鉢の下まで一気に下っていきます。

一気に降りたら一気に登る。これが由布岳のお鉢巡りの醍醐味ですね。岩場をよじ登り進みます。

今来た道を振り返るとピンク色の山肌が疲れを癒してくれます。

平治岳程ではないですけど十分に見ごたえのあるミヤマキリシマです。由布岳がこんなに綺麗に咲くなんて知りませんでした。お鉢巡りは人も少ないのでのんびりと景色を堪能できます。

お鉢を巡った後は東登山道へ降り日向自然観察路を通って正面登山口へ帰ります。

途中で登山道から離れた岩場の上でお昼のランチタイム。心地いい風が吹いていて湯布院の町と由布岳の緑を眺めながらお弁当を食べました。

途中何度か岩場を下り、東登山口と正面登山道の分岐に到着します。

日向自然観察路は由布岳の麓の森の中を歩いていくコースです。暑い日差しも森が和らげてくれて気持ちよく、そんなに起伏もなく歩きやすい道ですが、今回と同じ方向の東登山口方面から正面登山口方面へのルートはテープやマーキングも少なく途中わかりづらいところもあり、初心者の人にはあまりお勧めできません。山歩きに慣れて、自然の中から道が見える様になってからのほうが安心です。

正面登山口からくる方向はマーキングなどが見えやすいです。

途中何度か道を見失うこともありました。

東登山口との分岐から約一時間で正面登山口のトイレの前へと到着します。

今年はミヤマキリシマが当たり年のようでどの山に行ってもきれいに花を咲かせてくれていますね。今回は終始いい天気の山歩きでとても気持ちよかったです。

帰りに気づいたんですが由布岳の登山届のポストの上には由布岳のオブジェがあるんですね。小さな発見でした。

山と高原地図 阿蘇・九重 由布岳 九州の山