四国の旅へ Day2 石鎚山編

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昨日は真っ白けのガスでした。
さて、今朝のお天気は?




曇りだけど、ガスはすっかり晴れていました!
白石ロッジは二階建てなんですね。
奥の建物は宿泊施設でしょうか?


登山案内図を確認していざ出発。
今回土小屋から出発地点に選んだのは、成就社ルートはロープウェイの営業時間があるので朝早く出発できないのと、ロープウェイ往復と駐車場料金を節約したかったので今回は土小屋ルートから出発することにしました。

登山口には登山届のポストがあります。
昨日の夕方に警察の方が回収しに来ていたので、しっかりと管理されているポストなので安心して登山届けを出すことができます。
僕はオンラインで登山届けが出せる「コンパス」というサービスを利用してスマホから登山届けを出しました。


紅葉と朝靄のかかる山々が幻想的です。


第一のベンチに到着です。
ベンチからは石鎚山が見えます。

ゴツゴツとした岩山でかっこいいですね。
晴れてくれるともっと嬉しんだけどなぁ。


第二のベンチに到着。
このルートは二の鎖までは高低差のあまりない楽チンなルートなのでどんどん先へ進んでいけます。
見渡す限りの山々。
山の中腹に少し見えるのが昨日ガスガスの中運転して来た石鎚スカイラインです。
晴れた中運転できたらとっても気持ちいいでしょうね。


紅葉が綺麗な丸太で組まれた歩道を進み

ニの鎖の下へ到着。
さて、前回ゴールデンウィークに来た時は鎖が見えないくらいの人ごみでしたが、今回は平日の早朝とあって誰もいない貸切の鎖場です。

鎖を登り終えて下を見るとさっきまでいたトイレのある場所が見えます。
あっという間に標高を稼げました。
鎖場や岩場は結構好きなので、テンションが上がります。

二の鎖の次は三の鎖です。
これが結構長くて、高度感も結構感じられます。
二の鎖よりも登るのが大変なので、二の鎖で苦戦した人は巻道の方がいいかも?

三の鎖を登るとそこはもう石鎚山山頂。
石鎚神社の鳥居が迎えてくれます。


山頂から見る四国の山々。
紅葉はもう過ぎてしまってたけど、絶景の稜線がずーっと広がっています。

前回来た時は大渋滞で諦めた天狗岳も今回はほとんど人がいません。
行ってみましょう!

切り立った絶壁を歩いていきます。

天狗岳に到着!!

石鎚山頂上方面。
天狗岳から見る方が尾根の細さがより感じますね。


どこまでも続く山々

瓶ヶ森方面。
雲海のようなガスが山々を飲み込んで近づいて来ているのがわかります。
まるで生き物のようにじわりじわりと…

ガスに飲まれる前に下山しましょう。
その前に、頂上山荘であめ湯をいただきます。

生姜の風味の効いた優しい甘さの暖かい飲み物。
飲むとホット落ち着きます。
夏場は冷やして冷やしあめ
一年を通してこのあたりの人に親しまれている飲み物のようです。
九州では飲んだことなくて、ゴールデンウィークに四国に来た時に飲んだ冷やしあめですっかり虜になってしまいました。

帰りは鎖場ではなく、巻道で下山です。
絶壁に作られた歩道を通って下山していきます。
山頂より少し下が紅葉しているので、紅葉を見下ろしながら絶景を満喫。
真ん中に手すりはあるけど、崖の方は柵はないので足を滑らせれば谷底へ真っ逆さま。
焦らず、ゆっくりと降りていきます。


行きがけは気づかなかったお地蔵さま。
この山が修験の山だということを思い出させてくれます。

さすがどんどん迫って来ます。
すでに山々の上の方は厚いガスの中。

ガスに巻かれずに間に合ったー!
無事下山です。

白石ロッジ周辺は登山者やドライブ、ツーリングの人々で大賑わい。

今回の土小屋ルートは一本道で迷うところもなく、道もほぼ平坦と行ってもいいくらいなだらかなので、石鎚山初めてだよーって人にはかなりお勧めできるルートだと思います。石鎚山の石鎚信仰を感じながら登りたい人は成就社ルートがおすすめです。
サクッと登りたい人や朝駆けして日の出を見たいなんて人も危険箇所の少なく、ロープウェイの時間の関係ない土小屋ルートがいいですね。

ゴールデンウィークは人ごみでえらいことになっていた山ですが、今回はのんびりと石鎚山の自然と絶景を満喫でき、大満足の山行でした。
次来ることがあれば、この土小屋ルートで朝駆けして石鎚山からの日の出を拝んで見たいと思いました。

では!!
  

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