雪を求めて牧ノ戸峠までドライブ

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二月も半分が過ぎようとしていますが、最高気温が10度を超える暖かい日々が続いていますね。
雪山も今年はほとんど楽しめずに終わっちゃいそうな気がして寂しいです。
少しでも雪に出会えたらいいなと思って久住のメイン登山口である牧ノ戸峠へドライブに行ってきました。



夜に車を走らせて牧ノ戸峠を目指しました。
長者原も全く雪がなく、あまり期待せずに牧ノ戸峠に到着。ガスで真っ白けで何も見えないので車内で朝まで仮眠をとる。
本当は朝駆けでもしようかと登山装備は一式もってきていたけれど、朝3時ごろに起きて外を見て見るも真っ白けのホワイトアウト状態。
気温もマイナス1度とそんなに寒くないけれど、ぽかぽかのシュラフの魔力には逆らえず、吸い込まれるように夢の中へ。
目覚ましがなるもいつの間にか止まっていて気がつくと、朝の9時。

夜中に雪が降ったようでうっすらと雪が積もっていました。

しかし、空気も真っ白け。
幻想的で嫌いな景色ではないけれど、で山に登るにはいまいちな景色。
いまいちパッとしない天気にやる気スイッチが入るが入ることがなく、しかし、そのまま帰るのもなんだか惜しいので登山口から少し上にある東屋まで行ってみようかな。


カメラだけを持って歩いていきます。
パラパラとしたシュガーパウダーのような雪が緑の葉っぱをコーティングしています。

普段は膝にくるコンクリート道路も真っ白になって雪のクッションで歩きやすくなって快適に歩けます。


ふわりとした雪が木々を白くし、厳しい雪山の中にも優しい景色。

東屋へ到着。
真っ白な景色の中に真っ白な東屋。


天井の梁から何まで真っ白な世界。
今日はどこを見ても真っ白けですね。



沓掛山へ続く登山道も先がみえません。
しかしここまでくると、やっぱり行きたかったな〜という気持ちが大きくなってきました。
今更になってやる気スイッチが入ってしまいました。
だけど時間ももう10時をまわっていたので、後ろ髪を引かれる思いできた道を引き返します。


積もった雪のおかげで下り坂もスイスイ下れます。
本当はもっと雪山を楽しみたいけど、気持ちとは裏腹に一度降りだしたら足が止まりません。
あっという間に牧ノ戸峠の駐車場へ戻ってきました。


やっぱり真っ白け〜
登った後だと、ここで真冬でもソフトクリームを食べたりするんですけど、今日は何も買わずに帰ります。

白い車が雪でさらに真っ白になってました。

タイヤにも雪が積もり、シュガーパウダーのかかったチョコレートドーナツになってます。
今年はスタッドレスタイヤの出番が少なかったですね。
デリカは長野に行ったりしたからまだ活躍したけれど、ジムニーは英彦山と雪の阿蘇に1回行ったぐらいでほとんど雪道を走ることなく今シーズンが終わりそうな気がします。

なんとも消化不良な感じで終わってしまいましたが、たまにはこんな時もあるでしょう。
自然は誰にでも平等で、行く行かないは個人の判断ですからね。
九重山法華院物語―山と人

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