夏の平尾台と秋の気配

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夏真っ盛りの8月なかば。
暑すぎて昼間にはとても山に行く元気が湧いてこないです。
SNSを見てみると長期休みを利用してアルプス遠征にいっている人が結構いますね。
九州からアルプスとなるとまず移動で1日かかるので余計にお休みをもらわないといけないんですよね。
移動のお金もバカにならないくらいかかるので気軽に行けないので、夜行バスで気軽に行ける名古屋や東京の人がとっても羨ましいです。



そんな感じで昼間はSNSを見ながら妄想登山したり、絶景の写真に癒されたりしながらゴロゴロ過ごして、少し気温の下がってきた頃に近所のお山へ散歩に行ってきました。

毎回お馴染みの平尾台。
平地から400mほどの山の上なのに、麓に比べるとずっと涼しくて風が心地い。
とっても身近にあるところだから忘れがちだけど、実は日本三大カルストの一つに数えられるとっても素敵なところ。
ピナクルがたくさん見えてさながら草原の羊の群れのよう。
だから羊群原


茶ヶ床園地に車を止めて、遊歩道を歩いて行く。
草原の奥から青空にモクモクと湧き上がる雲は夏の景色。

台風の影響か草原を駆け抜ける風もいつもより強く、夏の暑さと湿気を吹き払ってくれる。
気温が下がってきたのと相まってとっても心地いい。


しばらく歩いていると見えてくるのは麓からもよく見える電波塔。

きた道を振り返ると山の影が大きくなってきていました。


きた道を戻り、先ほど雲を撮った場所へ。
20分ほどだったけど太陽が移動して陽の当たり方が変わり、山肌の陰影がよりはっきりと、草原の緑が濃く見える。
刻々と移り変わる風景は自分の身近なところにも、たくさんあるはずだけれど、自然の中にいるとそれがはっきりと感じることができます。
だから自然に触れることはやめられない。


今度は道を変えて山の中腹の方へ。
平尾台にある放牧用のゲート。朽ちてしまっているけど昔は放牧とかもしてたのでしょうか。


本当に気持ちのいい景色です。
しばらくぼーっと空を眺めていました。

もうすぐ陽が沈みそうなので帰りましょう。


駐車場への帰り道、昼間は元気に鳴いていた蝉の声が静かになり、かわりに聞こえてくるのは鈴虫の声。
昼間は夏空でも夜は秋の空気が近づいてきているのを感じました。


お盆と流星群の時期という事で駐車場上の広場には、天体望遠鏡やシートを敷いて星空観察を楽しむ人がたくさん訪れていました。

では!
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