今年のゴールデンウィークは10連休。
ということで普段はなかなかいくことのない、近くて遠い場所へ行ってみようと思います。
目的地は晴れていると、九州からは海の向こう側に見えることもある四国の山です。
今回は時間はあるがお金はないということで、できるだけ高速道路は使わずに一般道を通って行きたいと思います。
さて今回の最初の目的地は徳島県にある剣山です。
自宅から剣山の登山口がある剣山登山リフトの乗り場までは自宅から約480kmです。
自宅を出発したのが12時ごろで途中渋滞にはまりつつも順調に車を走らせ、ちょうど12時間後には瀬戸大橋へ到着。
そこから四国に上陸してどんどんと山道を進むこと約2時間。
深夜2時ごろにやっと登山リフトの駐車場へ到着です。
すでに車はたくさん止まっていました。
外へ出てみると寒い!!
温度計を見ると−2度!!
日中は半袖で過ごせそうなくらい暖かいのに四国の山間部にはまだまだ冬の気配が残っているようです。
運転の疲れで車の中でシュラフに潜り込むとあっという間に夢の中。
バタバタと車のドアの開け閉めの音や話し声で目座さめるとあたりはすっかり明るくなっていました。
時刻は6時30分
天気は曇り空で天気予報を見るとなんと明日から雨。
うっすらと霧に包まれ、木々の香りのするしっとりとした空気。
気温は7度ほどで深夜に比べると暖かく感じる。
白髪避難小屋のところでテン泊して三嶺まで縦走する予定だったけれど、剣山に帰りへ計画を変更しました。
パッキングをやり直して7時に駐車場を出発。
登り始めてすぐに苔の上にまだ雪が残っているのを発見。
曇り空で展望もあまり良くなかったのでどんどん歩いて山頂を目指して行きます。
1時間50分ほどで頂上ヒュッテに到着。劔山本宮宝蔵石神社を参拝して御朱印をいただきます。
山小屋といえば恒例の売店
小屋ごとのオリジナルグッズなどがあって楽しみですよね。
宿泊者が出発してからのお掃除中でしたが快く対応していただきました。
賞味期限が切れてもまだまだ飲めます!!
麓では見切り品でタダ同然で売られるものも、山ではとっても価値のあるもの。
石鎚山山頂へ到着。
山頂!!って感じではなく広い丘のような感じの山頂でした。
山頂から見る次郎笈への尾根道。
一本道がシュッと伸びて綺麗な縦走路ですね。とっても美しい景色です。
次郎笈から見る四国の山々。
名前はよくわかりませんが、とっても谷が深いですね。
日本アルプスのとはまた違った、魅力があります。まるで日本昔ばなしに出てくるような山々です。
本当に綺麗な尾根道です。
何時間でも眺めていられる景色です。
次郎笈で小休止した後は来た道を引き返し、登山リフト乗り場へ引き返します。
日が照った瞬間に小さな海老の尻尾や霧氷がパリパリとガラスが割れるようなと音を立てて上から降って来ました。
一つ一つは小さいけれど、こんなに降ってくると痛いですね。
下りは登山リフトを使用して11時ごろに下山しました。
初めての四国の山でしたが、森と山が本当に深くて感動しました。
次はテントを背負ってあの素晴らしい縦走路を三嶺までぜひ歩いてみたいものです。
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