韓国岳-高千穂峰登山(高千穂峰編)

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2日目

外は雪が舞い寒いけど二人ではいるテントは暖かい。
しかも!モンベルの2番のシュラフを新しく購入したのでシュラフの中はポカポかで快適。
気温がマイナスでもぐっすり快眠♪

のはずが…

寒くて目が覚めたのは午前6時
気温は-8℃(゚д゚)!
放射冷却で気温が一気に下がったみたい。
テントの中ももちろんカチカチ。
毛布借りときゃよかったなー

テント泊のときにいつも撮ってるテントから最初に見える景色。

7時ごろに日が昇り朝日がテント場を照らす。
朝日にきらきらと反射する雪がとてもきれい

テントの中で朝ごはん。
朝ごはんはお気に入りの牛飯とミルクティーというなんともアンバランスな組み合わせ(笑)
お湯を沸かした蒸気とコンロで暖められた空気が雲のようになってテントの中を漂うという不思議な現象が発生。
テント外は氷が解けてしっとりと濡れちゃってます。

ご飯を食べて時計を見ると8時40分
あまりにも朝ゆっくりしすぎたのにびっくりして慌ててテントを撤収する。
オートキャンプじゃないのでリヤカーに荷物を積んで車まで移動。
リヤカーなんて普段引かないからこれは新鮮な体験(^^)

凍った車を溶かしていると管理人のおじちゃんが
「車が凍っとるやろ。兄ちゃんたちが凍ってないでよかった(笑)。気おつけてね~」
なんていわれながら高千穂河原を目指して出発。

高千穂峰は天孫降臨の山として知られている霊峰。
10時前に高千穂河原へ到着して、準備して10時10分に出発
立派な鳥居を抜けて古宮址にある登山口からまずは御鉢を目指す。

樹林を抜けると御鉢への道のりがどーーんと現れる。
地図で見たとおり最短距離でのまっすぐな直登する道

いや、もうねキツイ(;´Д`A “`
スキーの上級者ルートじゃないのって言うくらいの傾斜。
振り返れば転げ落ちそうな急斜面で足元はザレ場で滑りやすくてかなりドSな登山道
夏場は半端なくきついやろうな

御鉢を登りきったらお鉢のふちを歩き高千穂峰を目指して歩く。
同じ火山である阿蘇山と似ていてとても大好きな風景
地層が見えたり硫黄の香りがしたりで自然を体で感じられる空間

御鉢と高千穂峰の鞍部にある霧島神宮跡
霧島神宮が一番最初に建てられたのがこの場所だということ。
だけど火山の麓にあるためたびたび噴火で炎上して高千穂河原にある古宮址へ遷される。
しかし、ここでも噴火の影響でたびたび被害を受けて現在の霧島神宮へ遷されたとのこと。
英彦山といい高千穂峰といい山岳信仰の山は魅力的な山が多いです

鞍部からどーんとそびえる高千穂峰を目指してさらに直登ルートを登る。
相変らず急な斜面に休み休み登っていく。

登ること30分やっと高千穂峰山頂へ到着。近いようでかなり遠い山頂(笑)
ついに目指していた天逆鉾を拝むことができて感激。
本当に山頂に刺さっているんだな。
天逆鉾は霧島神宮の御神体(社宝)として崇められているので、
囲われている中に立ち入ったり触れたりなど絶対にしないようにしましょうね。

高千穂峰から見る霧島連山。昨日は雲に覆われていた韓国岳もばっちり見えて、
韓国岳-新燃岳-中岳のとっても楽しそうで魅力的な縦走路も見える。
縦走できたら絶対楽しいだろうな~。早く規制解除ならんかな~(´・ω・`)

山頂でおやつタイムをとって下山開始
下りはトレランかっ!?てスピードで走るように下ってく。団体さんも振り返る(笑)
御鉢からの下りはかなりの急斜面。滑りこけないように注意して、一緒に行った人は滑りながら帰りの半分の時間で高千穂河原まで下山

霧島神宮も行ってみたかったけどまた今度のお楽しみってことで高速に乗り福岡へ帰る。
帰りに寄った北熊本SAのレストランで食べたご飯がとてもおいしかった!
地元の郷土料理をまさかSAのレストランで味わえるとは思わなかった。ヤマメの煮付けがご飯にあって最高においしい!
〆のお茶漬けも絶品!

一泊二日の登山旅行だったけど今年で一番充実した山行になりました。単独もいいけど一緒に楽しめる人がいるのはとてもいいことだと改めて思いました。

では!

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