雨上がりの高住神社

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九州も梅雨入りして、やっと雨が降ってくれた。
くじゅうの雨ヶ池は文字通り雨が降ると池になる。
せっかく雨が降るならその景色を見に行こうと思い、夜中に車を走らせ長者原へ。




梅雨のしとしと降る雨を期待していたけれど、今まで降らなかった分を一気に降らせたかのような大雨。
ゴウゴウと降る雨はあっという間に道は水にあふれ、台風のような風が吹き、まるで早よ帰れと言わんばかりに、車をユッサユサと揺らす。
激しく車を叩く雨音と、風の音であまり眠れず、早朝に避難勧告の警報が鳴り、早々に自宅へ引き返す。

山を降りて麓まで降りてみると、梅雨らしい穏やかな雨模様。
どうやら今日は山には近づいていけない日だったのだろうか。

せっかくなので自宅に帰る時に少し寄り道して、英彦山の豊前坊さんへお参りしに行くことに。
天気もイマイチなので対向車とはすれ違うことなく高住神社へ到着。


雨上がりという事もあって緑がとても濃く感じますね。



雨に洗われた石段と空気が、参道の空気をより厳かなものへと変貌させ、神社の境内が神様のいる場所だということを感じさせ、自ずと背筋が伸びる。


前日からの雨影響だろうか、手水舎の水もしぶきを上げるほどに湧き上がっていた。


社殿に着く頃には風が止み、水の流れる音だけが聞こえる。
心落ち着かせて、参拝をする。
山全体から聞こえる水の流れる音。
山の奥からゴウゴウと流れる音も聞こえる。足元に耳をすませばチロチロと湧き出る音。
日照りが続いていた山全体が息を吹き返したように感じた。

では!
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