築城基地航空祭(地上展示編)

Pocket

航空祭といえば航空機にスポットが当たりますが、今回は地上展示もたくさん楽しめました。
営門を入ってすぐの広場であってた警備犬の訓練展示
隊員さんとの信頼関係と忠誠心が溢れ出る訓練展示でした。
じっと隊員さんをみる眼差し。隊員さんの明瞭的確な指示。素晴らしかったです!





航空学生の儀仗隊によるドリル演技
未来のパイロットによる一糸乱れぬドリル演技は航空学生の規律の正しさや訓練の厳しさが感じられました。
キリッとした表情が頼もしかったです。男子学生に混じって女子学生もいました。先月女性のファイターパイロットが誕生した今、これからはどんどん女性の方にもファイターパイロットを目指して欲しいですね。


人生で一度でいいので栄誉礼を受けて見たいですね。

格納庫では整備員によるT-4の航空機整備のデモンストレーション
T-4を油圧ジャッキで持ち上げて油圧ポンプで飛行中と同じように油圧をかけてギアの上げ下げや操舵系統やエアブレーキの作動テストを見せてくれました。
整備歴15年や25年のベテラン整備員はパイロットよりも航空機に精通していてまさに職人です。
キビキビとした指示や号令が飛び交い、ハンドサインなどで意思疎通をはかり、作業をこなしていく姿を見るとパイロットたちも安心して飛ぶことができ、頼もしいだろうなと思いました。



今回初めて見た展示が消防小隊による、実火訓練と行って丸タンクに実際に火をつけて消火するというもので、航空機火災を想定した実際に行われている訓練を見ることができました。
訓練場に消防車二台とタンク車が到着しました。

消防車は車体重量が約30トンあるのに時速100キロで走行することができるという最新鋭の消防車のとのことでした。


防火服に身を包んだ消防隊員が油の入った丸タンクへ火をつけます。


あっという間に大きな炎と黒煙が上がります。



消防車から隊員たちが降りて来て消火の準備に取り掛かります。



放水しながら勇猛果敢に燃え盛る炎へ進んでいきます。


消防車からも放水してました。


隊長が両手を水平にあげて消火完了の合図をだして訓練終了です。


今回訓練展示を行なってくださった隊員たちが整列して敬礼して展示終了となりました。
飛行機の離着陸があるときは必ず滑走路脇で万が一に備えて待機している消防車。
常日頃からの厳しい訓練のおかげでパイロットたちも安心して訓練に励めているものだと思います。

今回の築城基地航空祭は飛行機だけではなく、パイロットを地上から支えている様々な職種の訓練展示も見ることができ、とても充実した航空祭を楽しむことができました。

ハセガワ 1/72 サイエンスワールドシリーズ ローゼンバウアー パンサー 6×6 空港用化学消防車

特別儀仗隊 陸上自衛隊 第302保安警務中隊の真実

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする