真っ赤な三俣山へ行ってきたよ 前編

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秋も深まって来て、ついに夜寝るときは羽毛ふとんを引っ張り出しました。
ふかふかの羽毛ふとんは暖かくて気持ちがいいですね。
今年の冬に登った以来登山口までは何度か行ったけど、いまいち登る気分になれず登らないまま半年以上が過ぎていました。
今年も紅葉が綺麗だという話を聞いたので、久しぶりの登山でのんびりと三俣山へ行って来ました。



前日に長者原へ移動して仮眠をとって、朝7時ごろに出発です。
本当は朝駆けをするつもりだったんすが、夜寒くて寝れなかったのと気温が0度近くに対応するウェアを持っていなかったのです。
ピリッと冷えた早朝の山の空気はもう冬が近くまで来ているように感じられました。

太陽が三俣山を超えて鉱山道路を優しく照らしてくれます。朝日の柔らかい日差しはとても気持ちいいですよね。
肌寒かった気温もじんわりと暖かくなり、アウターを脱いで薄手の長袖のシャツ一枚でちょうどいいくらいです。

鉱山道路から長者原の方を見ると雲ひとつない秋晴れの空。
硫黄山からの噴煙はまっすぐ登り今日1日はいい天気になりそうな予感です。

鉱山道路を登りスガモリ越えから見る久しぶりの硫黄山の絶景に感激しつつ、スガモリ小屋は満員だったのでそのまま三俣山の西峰を目指します。
三俣山を登り始めてすぐに北千里の絶景が眼下に広がり、久住の景色の中でもとても好きな景色のひとつです。

西峰に到着。
急な登りを登りきった先にある広い山頂なので、休憩する人がたくさんいますね。今日は紅葉目当ての人がたくさん登って来ているので山頂はいつも以上に大にぎわいです。

西峰を通過してついに三俣山の本峰へ到着です。
ここからお鉢周りをする人やここを目的地とする人などで西峰以上に賑わっていました。

そして、三俣山はお鉢の紅葉が絶景で、お鉢の内側が赤や黄色に紅葉し、素晴らしい景色を作り出してくれています。
それは、息をするのも忘れるような絶景。
遠くには由布岳もくっきりと見えていて、麓の紅葉していない緑の景色と、紅葉したお鉢の景色は対照的で、とても美しいです。

お鉢周りへチャレンジする人も多く狭い登山道は渋滞しているようだったので、お鉢周りは諦めてⅣ峰を通過し南峰へ移動して来ました。


お鉢を回って来た人で南峰も人が多かったです。
南峰から見る北千里の景色は久住別れの間から根子岳を見る事ができ、紅葉の景色も絶景ですが、この景色も本当に好きな景色です。
荒涼とした大地に硫黄山からのぼる噴煙はアルプスの山々にも負けない力強さと美しさがあり、何度訪れても飽きる事なく、ついシャッターを切ってしまいます。

南峰から坊ガツルへ直登するルートで下山するのですが、その前に暫し休憩です
今回は新しく仲間入りしたザックを使ってみました。
パーゴワークスのBUDDY33です。
33リットルの容量ですが、縦長のザックとなっており木の枝などに引っかかりにくくとても扱いやすいザックでした。
近いうちに使ってみた感想をあげてみたいと思います。


PaaGo WORKS(パーゴワークス) BUDDY 22

夏場に比べるとだいぶ涼しくなって来たので行動食の幅も広がりますね。
全部食べちゃったので写真はないですが、夏場では持っていきにくいチーズやチョコレートなどを持っていく事ができるのでついつい食べ過ぎちゃうことも…
スポーツ店で見つけて気になったのがコレ
プロフィットササミという味付きササミです。タンドリーチキン味を食べてみました。
パッケージを開けるだけで食べれるので山でも簡単に食べる事ができます。
ササミといってもパサパサした感じもなく、味付けは少し薄めですが、長い時間歩いて疲れてヘトヘトになった時などは濃いすぎる味よりも薄味ぐらいの方が食べやすいと思います。行動食からテン場で一杯のお供にもなる優れものだと思います。


丸善 PプロフィットSASAMI タンドリーチキン味

南岳の端っこから坊ガツルを見るとたくさんのテント。
この絶景の時期にテン泊できるなんて幸せですね。

後編へ続く
真っ赤な三俣山へ行ってきたよ 後編

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